愛知県立春日井南高校から春日井商工会議所に依頼がありました。これから社会に出ていくときに、仕事や企業のことを何も知らないので、実際に現場で活躍している人たちから話を聞こうと、授業に取り入れたとの事でした。高校1年生と2年生の全員が自分たちの希望する職業を選択し、その講師の授業を聞くというもので、私も幼稚園経営者として依頼を受けました。
ダンスパフォーマンスの先生、美容師、教育者(学童保育)、介護関係、ツーリズム(旅行社)、事業経営等、様々な仕事の皆様が集まりました。依頼を受けてから期間があまりなかったので、あわててパワーポイントの資料を作成し、さらに先日、6月議会での委員会で、職業選択についての質問をしたので、何か高校生の皆さんに配布できる資料はないかとたずね、早速取り寄せました。
50分間という長い時間なので、生徒の皆さんが退屈しないように、聞きたい仕事の内容からはずれないように、最後に皆さんに期待したいことを盛り込むように話を組み立てました。なぜ、自分が幼稚園教諭となったか、経営者として努力していることは何か、子どもたちが「学ぶ」のは「まねる」からきていること、日本の子どもたちの幸福度等々、説明していきました。
丁度、県からいただいた配布資料が「ジョシゴト×ダンシゴト、みんなの仕事応援ノート」というもので、「キャリア」や「働く」ことについて、実際に働いている人の話が掲載されています。仕事を選ぶヒントがあったり、自分について知るワークシートや「働く前に知っておきたいこと」という愛知県・国の取り組みについてのページもありました。残り時間が5分になったところで、「ジェンダーに関するチェックシート」に実際に記入してもらいました。最後に「高校の時は好きなこと、やりたいことに取り組んで、夢を持って将来に向かってくださいね。」と結びました。